2014年7月19日に渋谷で行われた、ハックル氏こと岩崎夏海氏の主催する『岩崎夏海クリエイター塾』の第二回に参加したので、レポートをお届けしたいと思います。
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・映画『二十四の瞳』を紐解く
・クリエイションとは換骨奪胎である
・懇親会で感じたこと
映画『二十四の瞳』を紐解く
テーマとなった映画『二十四の瞳』は、氏のブロマガに何度か登場していました。
・週末に見たい映画#27「二十四の瞳」(2,628字)
http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar272629
http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar272629
・命の本質を考える(2,284字)
http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar18707
http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar18707
・大石先生は受け入れる——映画「二十四の瞳」評(2,138字)
http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar4344
http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar4344
授業を通して感じたのは、この映画は、今日を生きるヒントにもなっているなということでした。
なぜなら、不況の嵐のなか戦争に向かっていき、敗戦を迎えた時代の空気や人々の感情にまで思いを馳せたり、大石先生が様々な出来事に対してどう向き合ったのかを、いわゆる『普通の』反応と比較することで見えてくる、人生の本質に肉薄することができたように感じたからです。
また、戦争は国民の99%が望んでいた(消極的承認ではあるが)という史実(だか忘れ去られている)に突き当たったことが、集団的自衛権を巡って侃々諤々されている※なかでも目にしていて、恥ずかしくもそれを知らなかった僕には驚きでした。
※佐々木俊尚氏のTwitter上での論争。
・佐々木俊尚さん sasakitoshinaoの「国民が大喜びで戦争を求めたからです。」
ちなみに、岩崎氏にはそういった(集団的自衛権について絡めようとする)意図はなく、単純に、生命に対する本質的な考え方について議論するのが目的であったものと思われます(聞けばよかった)。
個人的な感想としては、映画の中で歌われる曲がすごくよかったので、子どもが大きくなったら一緒に歌いたいと思いました。
クリエイションとは換骨奪胎である
映画を紐解くなかで、クリエイションとは換骨奪胎であるという点についての掘り下げがありました。
・どうすればクリエイティビティが身につくのか?(2,674字) http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar563148
・[Q&A]何かを作ったり生み出したりするとはどういうことか?(1,862字) http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar545906
換骨奪胎には段階があり、
1.良いものを見分ける
2.構造を見抜く
3.他のものに移し替える
というお話しでした。
クリエイティブをかじったことのある身としてはなんとなく感じていた、または言われてきたことではあるものの、こうして明確に言語化されることはあまりなくて、そこがデザインはセンスであると言われてしまっているゆえんでもあるのかなと思いました。
また、この考えは今後半年のベースとなり、徐々に強化されていくと思うので非常に楽しみです。
懇親会で感じたこと
懇親会では、自己紹介とフリートーク的に疑問、質問をぶつけてのリアルタイムQ&Aが行われました。
参加者のバックグラウンドと、クリエイター塾に期待するもの、得たいものを話していく感じだったのですが、答えのないものに対して答えを出していかなければならない切実さみたいなものをすごく感じました。
それにしても、岩崎氏ご本人はもちろんのこと、堀江貴文氏、村上隆氏、岡田斗司夫氏など、一線級で活躍されている方々と直接お会いしている方と間近にお話ができるという、こんなに面白いコンテンツに何で飛びつかないのかと不思議で仕方がありません。
そのおかげで、何の審査もテストもなく参加できたというのはありますが。
こんなチャンスは二度とないので、謙虚な気持ちで、本質に迫るための情報の捉え方を学んで行きたいと思います。
次回は8/2です。
岩崎夏海クリエイター塾レポート・リンク集
http://blogger.naminoritaishi.com/p/huckleberry.html
http://blogger.naminoritaishi.com/p/huckleberry.html
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